わたしはシリマン大学で初級英語コースのイングリッシュオリエンテーションを受講していました。
大学に通うためには現地での宿が必要となります。シリマン大学には寮がありますが私はシリマン大学の寮を利用しませんでした。
最初は寮を利用したいと思っていました。現地の大学寮で過ごすことそれ自体が良い経験だと思ったからです。
しかし寮に入らなくてよかったというのが正直な感想です。
寮に入るデメリット
- 安い寮はもちろん複数人用の部屋
- 一人になれる時間がない
- 時間が拘束される
- いろいろ含めると結局安くない
すでに安くて良い寮は埋まっていた
ドゥマゲテに到着するのが遅かったため、すでに安くて良い寮は埋まっていました。
もしシリマン大学の寮を利用したいならば、早めに予約しましょう。
門限が22時と早め
寮なので門限があります。22時には寮にいなければならないので、かなり時間が拘束されます。
わたしはゲストハウスに泊まっていたので、夜は自由に行動できました。
現地のフィリピン人とご飯を食べたりしたのは良い思い出です。
また、夜お腹が空いた時は24時間営業のパン屋さんでパンを買いました。
4人部屋しか空きがなかった
寮では外国人は1人とか2人とかそれくらいしかいません。基本的にフィリピン人しかいません。そこで何が起こるか予想してみます。
フィリピン人は基本的に英語も話せるけど現地の言葉で話します。
4人部屋で3人がフィリピン人で1人だけ日本人だった場合どうなるでしょう!
現地語が飛び交うことに違いありません!
もし寮に入りたいならば、(空きがあれば)多少高くても2人部屋の方がいいと思います。
コミュニケーションをとる場合、2人部屋なら英語を使わざるを得ないからです。
また、すごく失礼なことを書きますがフィリピン人は基本的に考え方が子供です。
寮は大学生と高校生一緒に住んでいるので子供っぽい子に疲れることもあるかもしれません。
フィリピン人いい子なんですけどね….。
寮のご飯が必須さらに金額も高め
ほとんどの寮はご飯をつけなければなりませんでした。ご飯は寮費に含まれていないので、プラスでご飯代を支払う必要がありました。しかし、このご飯代がよくよく計算すると結構高かったんです…。
普通にローカルレストランでご飯を食べた方が安くすみます。
自由が効かない場合がある
4人部屋となると、一人になる時間がありません。
先ほども書きましたがご飯の時間が決まっているのでその時間に食堂に行かなければならないし、それを逃すと結局外食しなければなりません。イングリッシュオリエンテーションはグループワークも多く、お昼にグループの人と課題をすることも多々ありました。課題をしている最中に寮のご飯の時間だから帰りたいなんて日本人なら言えないですよね。
門限も少し早いですよね。
また、寮では強制参加のアクティビティなどもあるようで、準備やら何やら正直大変そうでした。
寮に入るメリット
- フィリピンの大学寮で過ごすという体験そのものがレア
- フィリピン人の学生の生活を知ることができる
- 学生生活においてわからないことを聞くことができる
デメリットばかり書いてきましたが、もちろんメリットもあります。
箇条書きで簡単に書いてしまいましたが、すごく大きなメリットだと思います。
滅多にない体験ができる
フィリピンの大学寮で過ごしたことのある外国人はごくわずかだと思います。
フィリピンの大学で勉強すること自体がレアなのですが、フィリピンの大学の寮で過ごすことはあまりできるものではありません。
フィリピン人の学生の生活を知ることができる
ルームメイトは高校生か大学生です。彼ら彼女らがどのような学生生活を送っているのか、興味深くもあります。
日本との違いなど比較したら面白いと思います。
学生生活においてわからないことを聞くことができる
シリマン大学の寮なのでシリマン大学の学生しかいません。
学校生活においてわからないことがあればルームメイトに聞くことができます。
また、学校生活での情報などはフィリピン人学生の方がよく知っています。
きっといろいろな情報を教えてくれると思います。
わたしはシリマン大学の寮に入らず自力で現地のベッドスペースを借りてフィリピン人の女の子と2人で暮らしていました。
そのルームメイトの子はとてもいい子で、いつも部屋でいろいろな話をしていました。
2人で暮らしていたのでお互いに英語しか使いませんでした。
わたしにとっても、ルームメイトにとっても英語の勉強になりました。
時々ご飯を食べに一緒に外出したりましました。
ここでの生活が非常に良いものだったこともあり、寮に入りたいとは今でも思いません。