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【カブルチャー】レッドヒル(RED HILL)のストロベリーピッキングレビュー

カブルチャー にあるレッドヒル(RED HILL)

まずはじめにお伝えしますが、red hillはおすすめしません。

ここは私が初めて行ったストロベリーファームです。

レッドヒル(red hill)は悪徳ファームだという記事も拝見しましたがどのように悪徳なのか詳細が不明なのでレビューしていこうと思います。

ここはred hill系列の支店のようなファームだと思います。

実際にファームに行ってもred hillという看板などはなく、Queensland STRAWBERRIESという看板があるのみです。GOOGLE MAPにもQueensland STRAWBERRIESと情報が載っています。

ちょくちょくカブルチャー内の他のファーム:PINATA FARMとの比較が入ります。
PINATA FARMに関しての記事も作成しました。
【カブルチャー】PINATA(ピナタ) FARMストロベリーピッキングレビュー



基本情報

RED HILLの評価
おすすめ度
(2.0)
稼げるか
(1.5)
レートのよさ
(1.0)

場所

カブルチャーバックパッカーズより9.8km、車で11分ほどです。

カブルチャーバックパッカーズから出してくれる車に乗ると、1日往復5ドルかかります。

働いた時期

2018年5月22日〜6月13日

(ときどき他のファームでも働いていたので、毎日働いていたわけではありません)

給料

2018年5月22日〜6月13日

歩合制 1.6~2ドル/1トレー

仕事の入手方法

caboolture backpackersで紹介してもらった

いちごのヘタの有無

いちごのヘタ(ジク) を残さなければならない

MEMO
ストロベリーファームの場合、いちごのヘタについているジクを残してピッキングするところと、残さないでピッキングするところがあります。いちごのジクを残さない方が楽だし、早くピッキングできるのでジクを残さなくてもいいファームがおすすめです。




給料について

歩合制です。

その日その日で1トレーのレートが変わります。

payslip(給料明細)をもとに、レート情報をお伝えします。

2018年5月21日~27日 2ドル/トレー
2018年5月28日~6月3日 1.7ドル/トレー
2018年6月4日~6月10日 1.6ドル/トレー

*1.8ドルより下回ることはないとコントラクターには言われていましたが、5月28日〜6月3日のペイスリップをもらった時点で下回っていまいました。
6月13日でレッドヒルを辞めたので、6月11日以降のレートについてはわかりません。

また、この時期にレッドヒルで働いて得られた1週間分のお給料は300ドルちょっとくらいです。(あまりいちごがとれないからです。)


*2018年6月29日の情報

友人がレッドヒルで働いているのですが、いちごがないために午前9時半には仕事が終わり、8トレーしか獲れなかったとのことです。

1トレーのレートが1.6ドルならば8トレーで12.8ドルしか稼げていないことになります。宿のレント代すら払えませんね。

最近は9時または10時頃に仕事が終わることが多いようです。

RED HILLのよいところとわるいところ

よいところ

  • トロリーが割と動かしやすい
  • スーパーバイザーと仲良くなると楽しい

トロリーが割と動かしやすい

他のカブルチャーのファーム(piñata farm)に比べたらトロリーは動かしやすいです。

初めてトロリーを動かす人は絶対に重く感じると思いますが、pinataのファームを経験すると、red hillのトロリーは軽い&動かしやすいです。

ハンドルがついていないのでトロリーを両手で押すだけで真っ直ぐ進んでくれます。扱いやすいです。

スーパーバイザーと仲良くなると楽しい

最初はスーパーバイザーのチェックのウザさにうんざりしていました。

でも、仲良くなるとチェックも厳しくなくなってきます。

いくらウザいと思っても態度に出してはいけません。

まずは挨拶から!です。こちらが警戒しなければ相手も徐々に心を開いてくれます。

最終的に仲良くなれればred hillでの仕事も楽しくなります。

悪いところ

  • いちごのヘタ(ジク)を残さなければならない
  • あまりきれいなファームではない
  • レートがそこまでよくない
  • 雨の日とその後数日間は全く稼げない
  • スーパーバイザーが全員韓国人
  • スーパーバイザーのチェックがしつこい

いちごのヘタ(ジク)を残さなければならない

いちごのジクを残さなければいけないのでピッキングが大変です。

ピッキングを続けていると手も徐々に痛むようになります。最終的には指がひび割れてしまいます。

ジクを残さなくてもいいファームに比べると大変です。

あまりきれいなファームではない

pinataに行ってわかったのですが、koda farmは苗の植え方とかいちごの世話がかなり雑だと思います。

草は生え放題だし、カッティングをあまりしないのでツルが伸び放題です。

そりゃいちごもとりにくいし、いざカッティングをするときもカットする部分が多いのでかなり大変です。

手入れが行き届いていないせいもあるのか、pinataファームよりもいちごのできが悪いです。

レートがそこまでよくない

ここよりもレートの悪いファームもたくさんあるようなのでこれを良いとするか悪いとするかは微妙なところです。

しかし、5月現在まだピッキングのハイシーズンに入っていないのに(いちごがそんなに採れるわけではないのに)1トレー1.6~2ドルというのは微妙だなあと思います。

というのも、同じ時期のpinata farmは1トレーおおよそ2~3ドルだからです。

雨の日とその後数日間は全く稼げない

雨の日とその後の数日間は正直全く稼げません。

なぜならほとんどが雨のダメージを受け、ただのゴミとなるためです。

ただでさえ雨の日は濡れたり寒い思いをしたりで仕事に行きたくないのに、全く稼げないとなるとそりゃあやる気が出ません。

畑の水はけも悪く、雨の日とその後数日間は畑がグシャグシャです。

畑の水はけが悪いと、トロリーが泥にはまってしまい動けなくなります。

もしRED HILLで働くなら、長靴は必須です。
ショート丈ではなくひざ下まで長さのある長靴の方がいいです。
わたしはオーストラリアのKマートというところで15ドルで長靴を購入しました。
Kマートはオーストラリアのあらゆるところにあるのでのぞいてみてください。

スーパーバイザーが全員韓国人

先に言っておきます。スーパーバイザーが韓国人のファームは悪いファームとよく聞きますが、特別悪いことはありませんでした。お金の持ち逃げとか、ピッカーを怒鳴りつけるなどもありませんでした。何人かのスーパーバイザーにはたいへん親切にしてもらいました。

ただ、やはりスーパーバイザー全員が韓国人というのはあまりよいものではありませんね。なぜ全員韓国人なんだ?と誰もが思うでしょう。もしかしたらアンフェアな部分があるのでは?など思ってしまいますよね。

さらに、ほとんどのスーパーバイザーが英語をまともに話せないということにも驚きました。話せてもすこーしの人が多かったです。

スーパーバイザーのチェックがしつこい

スーパーバイザーのチェックがかなりしつこいです。スーパーバイザーが1つか2ついちごの取り残しを見つけただけで、トロリーから降りて来た道を直ちに再チェックしなければなりません。

また、ピッキング中にトロリーに積んでいる完成したトレーをチェックしに来ます。その場で「これだめー」とか言って、その場で捨てられます。時には1トレーにもっといちごを入れろと言って、6トレーあったのが5トレーになったりもします。このチェック、時々2人3人も来るときがあります。いや、さっきチェックしてもらったから!って言ってもチェックされるんですよねぇ〜。チェックされる数が多ければ多いほど摘み採ったいちごの数が減っていきます….。本当にしつこいです。

やめたいと思った出来事

どさくさに紛れて無給でカッティングをさせた

いちごのピッキングをしながらいちごのツル(ランナーと呼ばれる)を切れと言われました。

このランナーを切る仕事をカッティングと言います。

通常、ピッキングとカッティングは別物です。

ピッキングはピッキングでお給料が貰えるし、カッティングはカッティングでお給料がもらえます。

私自身は初めからカッティングはしませんでした。

ほぼ1列いちごのピッキングが終わった時に、スーパーバイザーが近づいてきて、「カッティングしたか?」と聞いてきたのです。

わたしはそのスーパーバイザーに尋ねました。「1列カッティングしていくら貰えるの?」と。また、「わたしたちはボランティアワーカーじゃないからお金貰えないならやらない。」とも伝えました。

すると、「いまカッティングをしたらいちごがもっと採れるようになる!そしていちごがいっぱい採れるようになれば君はもっとお金を貰えるようになる。」とか言ってきたんです。笑

もはや答えになってないし、いちごの成長に関してはfarm経営陣側の事情ですからね。

結局カッティング代は支払われないとのことでした。

私的にはランナーの数が多すぎて、これは無給でカッティングするレベルのものではないと思いました。

スーパーバイザー的にはランナー少ししかないからカティングもやってね、って感じでした。

ほんの数本のランナーしかないならわかるんですけど、ランナーの数が全然少しじゃなかったんですよね。

これをカッティングという名目でやればきちんとお給料になるので不満がでてもおかしくないです。

ほとんどの人がカッティングを放棄していました。そりゃそうですよね。無給ですから。

最初に言われていたレートを下回った

さきほどもすこーし書きましたが、コントラクターにはレートは下がっても1.8ドルまでと言われていたんですよね。

最初に仕事を紹介してもらった時は1トレー3ドルって言われてたんですけどね、3ドルはどこにいったんでしょうね??!

1.8ドルがミニマムプライスと言われていたのになんと本日きたペイスリップのレートは1.7ドルでした。

ちょっと言ってることが違うじゃないかとコントラクターに不満を言ったところ、1.6までレートが下がると言われました。笑

もちろん今後もレートは下がっていきます。

あまりコントラクターのいうことはあてにしない方がいいです。

red hillの総評

このファームはおすすめしません。ここよりもいいファームは普通にあるのであえてここを選ぶ必要はないかなぁとは思います。優良ファームに行きたいけどウェイティングなんだよね〜という人とか、ウェイティング中の時間を埋めたい人とかはいいんじゃないかなぁと思います。おそらくここのファームはそうそうウェイティングはないです(要するに優良ファームではない+人気がないということですね)。