メーホンソンには首長族の村がいくつかあるようですが、そのうちのひとつの村にレンタルバイクで行ってきました。
首長族の村は残念だとか、あまりに観光地されていて行く価値がないなどと聞いていました。
あまり評判が良くないのになぜ首長族の村にいってみたのか。
それはその残念なところとか、どんなに観光地されているのかを確かめたかったからです。
首長族の村への行き方
今回もレンタルバイクを使用して首長族の村へ行ってみました。
ということで、レンタルバイク屋さんから首長族の村へのルート(約11km)を貼っておきます。
少々険しい道のり
首長族の村へいく途中には洗い越し(道路と川が平面交差している)がたくさんあります。
バイクでこの洗い越しをいくつ通ったのかわかりません。
バイクでは少々危ないのですがなかなか面白かったです。
今回はレンタルバイクで行きましたが、ツアーなどもあると思います。
上記のように、洗い越しの直前にWET CROSSING AHEADの標識があります。川を通るときは(特にバイクの場合)十分にスピードを落としましょう。川の中はとても滑ります。よく滑って転ぶ人がいるようです。
首長族の村を紹介
首長族の村入り口と入場料
上記の写真が首長族の村の入り口になります。
首長族の村の入り口は少しわかりずらかったです。
観光客が多いようで、たくさんの車が行き交います。
外国人は入り口で入場料として250バーツ徴収されます(一応手書きのレシートを貰えます)。
250バーツってすごく高いですよね…。
入り口を抜けたあと、坂を下って行きます。道の両脇にはお土産やさんが並びます。
ここのお土産やさんは首長族に関係なく、ただのお土産やさんです。
坂を下っていくと…
一本の川が流れています。数年前、大雨で川があふれたことがあったそうです。
また、川の傍で象が1頭飼われています。象の餌としてバナナとサトウキビがそれぞれ20Bで販売されています。
象と一緒に写真を撮っている人がたくさんいます。
首長族の村の様子
村の様子はこんな感じです。人がいない時を見計らって写真を撮ったのであまり人がいないように見えますが、実際にはたくさんの観光客がいました。
一本の道があり、両サイドにお土産屋台が並んでいます。販売しているものは、首長族の絵柄がついたマグネットや真鍮(首長族が首につけているリングと同じ素材)でつくられた指輪やブレスレットなどです。多くは首長族の村以外の普通のお土産やさんでも手に入るものでした。
これは…首長族の村というより首長族によるお土産屋台と呼ぶべきでしょう。
首長族ならではのもの
正直、首長族の村ならではのものはとても少ないと思います。だからこそ、もし首長族の村へ行ったなら以下のものだけは外さないようにしましょう!
首長族と会える
すでにテレビなどで首長族をみたことがある人はたくさんいると思います。
しかし、実際に首長族を間近で見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
首長族は郊外にしかいないので、個人で会いに行くのはなかなか難しいのかもしれません。
タイの見所として、首長族に会いに行こうみたいなツアーはあると思います。
首長族の真鍮のリングをつける体験ができる
多くのお店で、真鍮のリングのサンプルが置いてありました。
首長族が首につけているリングに興味のある人は多いのではないでしょうか?
このサンプルで実際にリングを首につける体験をすることができます。
この真鍮のリング、結構重いんですよね。持ってみるだけでも驚くかもしれないです。
サンプルは、首長族のリングをはめる体験を簡単にできるように半分にカットされています。
2つのサンプルをサイドの紐でつなぎ合わせたら1つのリングになりますね。
このリングをはめて写真を撮っているお客さんが多かったです。
首長族の村ならではのお土産を買える
正直言うと、首長族の村以外でも売っているものばっかりでした。
真鍮で作られたものは首長族の村ならではのものだと思います。
また、首長族がつくったストールもありました(実際に村でストールを編んでいる姿がありました)。
どこにでも売っているものと首長族の村ならではのものがあるので、見極めて購入しましょう!
せっかく首長族の村に来たなら、首長族の村ならではのものを買いたいですよね。
首長族の村で見た首長族のギャップ
そこそこ英語が話せる
やはり外国人の観光客が多いからでしょうか、商品売買に関する英語だけは話せます。
お土産品なんかを見ていると、商品について説明してくれるんですよね。
買わないとちょっとムスッとされます。
割と現代化している
首長族のイメージってどんなですか?ものすごい山奥にいて、ものすごい貧相に暮らしているイメージありませんか?
意外とそうでもないようなんですよね。ミニ首長族はスマホでゲームなんかしてるくらいです(ミニ首長族かわいい)。
実際、結構いい暮らしをしているんじゃないかな、と思います。
首長族の村はこんなだった!(まとめ)
- 首長族の村は村というより首長族がいる観光客向けのお土産屋台だった
- 商売色が強かった
- 観光地化しており、観光客がたくさんだった
- 首長族の村(お土産屋台)は小さかった
- たしかに首長族とは会えたが、首長族の暮らしの特徴などはまったくわからなかった
首長族の村は残念だとか、あまりに観光地されていて行く価値がないなどと言われている中で、その現状を確認してみると言う意味では首長族の村に行ってみるのはありだと思います。
また、首長族もどんどん現代化が進んでいます。
首長族は現代化の進む中でこれからもずっと首にリングをはめ続けるのでしょうか。
というのも、リングをつけるのは女性だけですが、すべての女性がリングをつけているわけではありません。
リングをつけるのは希望制なのだそうです。
リングをつけていることへのメリットはわかりませんが、今後リングをつけることを希望する首長族はどんどん減っていくのではないかと考えます。
もしかすると今後首長族がいなくなってしまう未来もあるのではないかと思います。