メーホンソンの街中から北へ42キロほど行くと、2つのミャンマー国境の村に行くことができます。ガイド本やインターネット上でも情報を見なかったのでレア情報かと思います。パスポートの提示やビザも不要で、ミャンマーの小さな村に入ることができます。
目次
ミャンマー国境の村をどこで知ったか
メーホンソンのゲストハウス・Johnnieゲストハウスのスタッフさんが教えてくれました。教えてくれたというよりはツアーに参加しないかというお誘いだったのですが・・・900バーツと高額だったので自分でバイクを借りて行くことにしました。この時点ではミャンマーの国境の村があって、ビザやパスポートは不要だということしかわかりませんでした。
ミャンマー国境の村へ行く交通手段
1 バイクをレンタルする
24時間で150バーツでした。ツアーに申し込むより安いです。ガソリンスタンドはめったに見つけられないので、出発前に満タンにすることをおすすめします。
2 ゲストハウスの個人ツアーに申し込む
私が泊まっていたゲストハウスでは、おばちゃんが個人ツアーをしていました。しかし料金が異常に高かったのと、(悪い人ではないのですが)多少しつこかったのでバイクをレンタルしました。
しかし、道がよくわからなかったりバイクに乗れなくて不安な人は利用してもいいのではないかと思います。地元の人の方がいろいろなことを知っているので、個人ツアーなら料金の交渉をした上で利用してみるのもありかと思います。
ミャンマー国境の村への行き方
メーホンソンの街中から北へ42kmほどに位置しています。google mapにはまだ対応していないようなので途中までの地図を載せておきます。
Unnamedと書かれているピンはちょうどT字路になっています。ミャンマー国境の村は2つあり、このT字路の東側と西側の両側にあるようです。
東側西側両方の村に行く予定でしたが、今回は時間がなかったので東側のみに行ってみました。google mapにまだ対応していないので道のりの詳細は示すことができませんが、複雑な道ではありませんでした。東にまっすぐ進めば到着します。このT字路から数キロ先です。
場所がわからなかったらその辺の人に聞いてみましょう。「ミャンマーどこ?」と聞くと指をさして教えてくれます。
ついでに行っておきたいスポット
メーホンソンからUnnamed Roadまでには多くの観光スポットがあるので、途中立ち寄りながらミャンマー国境の村を目指すといいと思います。行くべきだと思う観光スポットは以下の2つです。
・スートーンペー橋(Su Tong Pae Bridge)
メーホンソンの街中から北に11キロほどです。
・中国村 (Cha Sa Rak Thai)
メーホンソンの街中から北に42キロほどで、この、中国村からミャンマー国境の村へ入ることができます。
ちょっぴりコラム
わたしは中国村に到着するまでミャンマー国境の村までの行き方を知りませんでした。行きたいとは思いつつも場所も知らないし諦めていました。
偶然T字路付近まで行ったのですが、そこで一人のタイ人のおばさんが声をかけてきたのです。「お茶でも飲んで行かないか?」と。
おばさんは自分のお店(食堂?)を持っており、お茶を振舞ってくれました。お話好きのようで、外国人がくるといつもお茶を振舞っているようです。こうしてお茶を飲みながら二人で話をしていると、「ここからミャンマーに行けるよ」と。こうしてミャンマー国境の村への行き方を知りました。2つの村のうちどちらに行くことをおすすめするか尋ねたところ、西側をおすすめされました。理由としては、タイヤイ族がいるからだそうです。
また、食堂の隣には学校らしき教室がありました。黒板には中国語がずらりと。このおばさんは学校の先生で中国語を教えているとのことでした。中国語も独学で勉強したとのことです。
ミャンマー国境の村へ
チェックポイント
チェックポイントを通り過ぎるといよいよミャンマー国境の村です。
バイクで来た場合はここでバイクを降りて行かなければなりません。また、村に入ったら18時までにこのチェックポイントを出るように言われました。
どんな村?
小さな小さな村でした。学校が一つ、お寺が一つ、病院が一つ、グラウンドが一つ、バレーボールコートが一つとそのほかは何もありませんでした。買い物などは村から出てしているのでしょう。人もとても少ない印象でした。
村を一望
チェックポイントのゲート手前に階段があります。階段を上るとborder of thailand and myanmarの看板があります。また、そこからはミャンマー方面にのびる道とその道に沿って並ぶ家々を一望することができます。
ミャンマー国境の村に到着した時にはすでに17時30分だったのであまり散策する時間が持てませんでした。そにため西側の村にも行くことができませんでした。また行く機会があればもう少し詳しい情報を追加したいと思います。