日本人はシェアハウスが好きなイメージです。
わたしはバッパー中心の生活でしたが、タスマニアのバッパー以外では日本人を見ることはほとんどありませんでした。
オーストラリアワーホリ中、1度だけシドニーのシェアハウスに住みました。
結果的にはシェアハウスは好きになれませんでした。
結構シェアハウスではストレスを溜めて生活していました。
シェアハウスに入ってからでは遅いので、
シェアハウスに入ろうと考えている人は、シェアハウスに入る前にこの記事を読んでもらえればと思います!
シェアハウスはよいところもあるのでしょうが、よくないところを理解した上でないと後々大変な思いをします。
(基本的にはバッパーをお勧めします!)
デポジットの心配
デポジットが高額
シェアハウスに入居する場合、大抵は2週間~4週間分の家賃がデポジットとしてとられます。
シドニーの場合、部屋にもよりますが150~300ドル/週くらいが家賃の相場になります。
つまり、2~4週間分の家賃というとデポジットは300~1200ドルくらいとられることになります。
わたしはシドニーのシェアハウスに家賃4週間分のデポジットとして600ドル支払いました。
シェアハウス退去時にデポジットがかえってくるか不安
さて、デポジットがどれほど高額かわかったところですが、そのデポジット本当にかえって来ますかね??
日本だったら99%返ってくると思いますが、海外は違います。
とくに、ワーホリ勢はシェアハウスを出た後、飛行機等で遠くに行くことも考えられます。
そのためワーホリ勢に慣れている悪い大家さんは「後で振り込んでおくね」と言いつつ結局振り込まないなんてことも。
遠くに行ってしまってからデポジットを取り返しに行くなんてなかなかできないですよね?
最低滞在期間がある
シェアハウスに入るときは、大抵最低滞在期間があります。
しかもほとんどが3ヶ月以上(~6ヶ月)で長期になります。
この場合、3ヶ月以上は絶対にシェアハウスから出られません。
もし出る場合はデポジットがかえってこないなどのことが考えられます。
仮に、シェアメイトとのトラブルでそのシェアハウスを出ていきたいと言っても、そんなのは大家には関係のないことです。
上記にデポジットについて書きましたが、300~1200ドルのデポジットは返ってこないということです。
今いる場所で仕事が見つからなかったり、急に他の地域に行きたいと思っても
最低滞在期間という縛りがあると自由に行動できないという点も厄介です。
ハウスメイトとの相性が悪いと最悪
ワーホリだとシェアハウスに外国人がいることは普通です。
外国人とは生活スタイルが違うこともあり、やだな〜と思うこともたくさん。
嫌だと思っても最低滞在期間があるので(しかも長期)シェアハウスから出て行くこともできないし、
ハウスメイトがすぐに出て行くことも期待できないので我慢するしかなく、ストレスが溜まります。
嫌だと思っても同じシェアハウスに暮らし、毎日顔を合わせなきゃいけないので辛いです。
そして、入居前はハウスメイトがどんな人なのかわからないところがリスキーです。
共有スペース、共有物について
シェアハウスではキッチン・冷蔵庫や洗濯機、シャワー室はもちろん共同で使います。
しかし、他人のことを常に考えている人だけがシェアハウスに集まるとは限りません。
そして他人のことを考えられない人は大抵トラブルメーカーだったりするのです。
共有スペース・共有物をきれいに保てない
特別決まりがないシェアハウスだと、誰も掃除をしないし、あちこちに物は散らかすしで大変汚いです。
そして、真面目で綺麗好きな人が毎回掃除をしその人だけが苦労するという….(日本人に多い)。
洗濯機やシャワー・トイレを使いたいときに使えない
シェアハウスは一軒家のことがほとんどなので、
洗濯機・シャワー・トイレが家に1つしかないのは普通のことです。
すると、これらを使いたいときに使えないこともあるんです。
(シェアハウスはゲストハウスやホテルなら人がたくさん泊まる前提なので洗濯機もシャワーもトイレもそれなりの数がありますよね。)
特にファームで働いている人たちなんかは毎日洗濯機を使いたいことでしょう。
確実に混み合います。
冷蔵庫・棚の占領
なぜか冷蔵庫・棚を占領する人がいます。
わたしが滞在していたシェアハウスはひどいものでした…。
1人が冷蔵庫だけでなく、キッチンの大部分を占領していたのです。
入居当初は冷蔵庫にスペースがなく、食料を入れることができないほどでした。
情報が入ってこない
情報が入ってくる入ってこないってすごく大事なんですね、ワーホリでは。
シェアハウスは残念ながら情報が入って来にくいです。
これも最低滞在期間と関係しているのですが、
シェアハウスは人の入れ替わりが少ない分、新しい人と出会えないので新しい情報が入手しにくいです。
例) 仕事探し
ワーホリ勢は大抵仕事を探しています。
バッパーなどは人が多い分たくさんの仕事情報が集まりますがシェアハウスはなかなか新しい情報は入って来にくいです。
ときどきよいシェアハウスがあって、そこに運良く入れた人なんかはよい仕事にありつけることができます。
そして時々大変なシェアハウスがあります。
全員仕事がない。
もうこれはどうしようもないシェアハウスなんですが、
こういったシェアハウスはワーホリ初心者が集まってしまったシェアハウスで情報収拾が下手なところですね。
外部からの情報がないのでただただシェアハウスで過ごすだけになってしまっている人もいました。
シェアハウスのいいところ
ではシェアハウスのいいところってなんでしょう?
- 洗濯機が無料で使える
- ハウスメイトと気が合えば毎日それはもう楽しい!
- 安い
そんなところでしょうか?
おわりに
私自身があまり良いシェアハウスにいたわけではなかったのでデメリットばかり目立ってしまい、この記事を立ち上げましたが、もちろんシェアハウスにはもっとたくさんよいところもあるかと思います。
こうした悪い面もきちん理解しておくことはとても大事なことです。
シェアハウスに入る前にこの記事を読んだあなたはラッキーです!
もしシェアハウスに入るならよいシェアハウスに巡り会えるといいですね!